続・猫に腕まくら

ぶっこわれています

こないだ見た夢

ワタシは車に乗っていた。


左側にあったマンションの窓から、見知らぬ4人家族の満面の笑顔が見えた。まるでCMかドラマの1シーンみたいに幸福そうな家族が小さな窓から飛び出すようにこちらを見ている。だけど車がすすむにつれ、へんなことに気付いた。


正面から見るとたしかに4人がいるのだか、横から見ると等間隔に窓の枠が続いている。輪切りになった窓枠が終わると外通路になっていた。そこには4人家族が暮らす部屋が存在しない。


なんという技法か忘れてしまったけれど、たしか額装された絵で、よくみると同じ絵を何枚も重ねてカットして立体感をだしているあれに似ていた。


ちょっとわかりにくい表現で、自分でもはがゆい。でも、つじつまが合わない夢のなかでも特にシュールで面白かったので、記録。


そのまま続けて見た夢は―。

ワタシが歩いていると、目の前でバイクと人の接触事故が。そんなに激しい事故ではなく、双方とも特に怪我をしている風ではなかった。ところが通行人のワタシにちょっと警察に電話してくれと頼んできた。

では、となぜか携帯ではなく公衆電話BOXから電話をかけようとするのだけど、なかなかつながらない。それは、110のあとにメールアドレスのような長ーい英数字が続いていて、間違えずに打てないのだ。何度やっても間違えて目がちかちかして気は焦る。なんの脈絡もない英数字の入り乱れに、目も心もピリピリしていたところで目が覚めた。あーよかった、と思った。疲れる夢であった。