続・猫に腕まくら

ぶっこわれています

ふー、星になる

思えば春先の沈丁花の香りも、全く気づかずに。

そして桜が散る今日、ふーが逝ってからひと月過ぎたんだなあという感慨をもって、重い筆ならぬ重いPCを開けて(最近スマホばかりだったので)書いています。

ふーは虹の橋を渡り星になりました。
3月14日。朝6時半くらい。
初夏には18歳になるところでした。

低血糖で亡くなるのを恐れて、そればかり気にかけていたものの、
最期はどちらかというと、排泄のケアがうまくいっていなかったことが命を縮めたんじゃないかなという後悔があります。1ヶ月くらい壮絶でした。

ふーはもともと人の布団に入ってくるようなコではなかったので、
最後の夜は私の布団の横に敷物を敷いて寝かせて、手を握って過ごしました。

突然しんでしまったナルに比べて、ふーは闘病が長かったぶん覚悟はできていたというのに、
こうやって書いてるだけでまた涙がでてくるのは、逝って欲しくない気持ちと、介護疲れからくる気持ちがごちゃ混ぜになって、申し訳なさが他の猫達を見送ったときより大きいから。

ふーは最期まで本当によく頑張りました。生きることに真摯な猫でした。

ふーが亡くなって数日後、夢に出てきた姿は、病気になる前の若い頃のつやのいい白黒柄の綺麗な目をしたふーでした。それが私の願望から夢につながったとしても、ふーからの贈り物です。

コレを書きながら鼻水をたらしているけれど、普段は平常運転になっているので、ご心配なく。