続・猫に腕まくら

ぶっこわれています

私は生きたいのか

診察日であった。

先生「『かかりつけ医』って決めていますか?」
ワタシ「いえ。ここしかないです(もはや精神科がかかりつけ医)」
先生「そうかー。じゃ、なんの検査もやってない?」
ワタシ「はい」
先生「うーん。やっておいた方がいいよー。区のお知らせとかでもあるでしょ。健康診断」
ワタシ「はい封書で届いています。いやー悪いところが見つかると困るんで」
先生「なんで。治せるものは治さないと」
ワタシ「……」
先生「長生きしたくない?」
ワタシ「はいっ(きっぱり)」

そこで話は終わった。 

まさか「長生きがリスクな人生なんで」とか言わないし、ましてや「本来は薬を長期投与しているのなら、ここで血液検査くらいしたほうがいいんじゃないですか?最初で最後にここで血液検査したの20年くらい前ですよね。あの時は普段いない看護師さんがやってくれたけど、先生、もしや注射できないんですか?」と喧嘩を売ったわけではないし。きしねんりょがあると思うほど深刻には話してないから、危険ともとられないだろう。

ただ、ただ、
それから、気分がすぐれないのだ。
なんだか泣きたくなる。
大泣きはしなくとも、涙目で鼻がツンとする。

私は神様(ただし無宗教)がthe endと判定するまで、ボロボロのグダグダでも生きていようとは思っている。でもこの先、私はきっと社会のお荷物になる。

私は、生きたくないのか
本当は生きたいのか
しんでるように生きているのはつらい
しんでいるように生きなければ、
生きてるように生きることができるのか